Smartphone addiction
✓ スマホ依存(Smartphone addiction)に陥っている受験生は、95%が何らかの形で脳の不調も抱えているというデータが出ています。
✓ スマホ依存と脳の不調は、それぞれが相互に原因と結果となり悪循環を起こすことで、入試直前の大事な時期に受験生活が泥沼化する危険性をはらんでいます。
✓ 最も怖いのがスマホうつ病(Smartphone depression)に移行することです。その代表的な症状である「9項目」を掲載していますので、必ずセルフチェックをしてください。
✓ 親や先生が精神論を振りかざすと、子どものスマホ依存は逆に悪化してしまう場合が多く、適切な対応とはいえません。
✓ 最先端の「スマホうつ病」に対する専門の治療プログラムで、スマホ依存からの早期の脱却を図るとともに、脳機能を改善させて志望校への合格を勝ち取りましょう。
東京大学本郷キャンパス赤門正面
本郷赤門前クリニック
長時間、スマートフォンを使ってしまう「スマートホン依存症(Smartphone addiction)」が、若い世代を中心に激増しています。
見逃してはいけないのは、単に勉強の時間が減ってしまうというだけでなく、脳機能やメンタル面の不調を悪化させている場合が極めて多いということです。
私は受験ストレスを専門に扱う心療内科医として、受験生や親御様に声を大にして訴えたていることがあります。
それは、スマホ依存を、単なる生活習慣の乱れだと甘く見てはいけないということです。
その背後に危険な「受験うつ」など、ストレス性の脳の不調が隠れている場合が多いという現実を、診療を通して目の当たりにしているからです。
実際、こうした問題点が噴出していることは、イリノイ大学(米国)などの研究でも実証されています。
この場合は、ストレス性の脳機能の問題そのものを治療しないと、スマホ依存から脱却はできません。
また、放置しておくと、「受験うつ」などのメンタル面の病気が悪化し、人生を台無しにするような、取り返しがつかないことにもなりかねません。
何らかのメンタル面の症状も伴っている場合は、特に注意が必要です。
スマホ依存の陰に脳の働きに関わるストレス性の不調が潜んでいないか、必ず、しっかりチェックしていただきたいのです。
このページでご紹介する9項目のセルフチェックを、必ず、行ってください!
東京大学本郷キャンパス赤門正面
本郷赤門前クリニック
スマホ依存と脳機能の不調は、悪循環を起こして泥沼化します!
受験勉強による脳機能の不調は、スマホへ依存を招く大きな原因になっています。
逆に、スマホ依存によって、脳機能はさらに悪化してしまいます。
つまり、スマホ依存と「うつ症状」は、互いがそれぞれ原因と結果になり、以下のような悪循環をもたらすわけです。
ごくごく軽いストレス⇒ スマホ依存 ⇒ 軽いストレス ⇒ さらにスマホ依存 ⇒ 本格的なストレス性の脳機能不全 ⇒ さらにスマホ依存 ⇒ ⇒ ⇒・・・
この悪循環によって、最終的には「受験うつ」などの深刻なメンタル面の深刻な病気になってしまいます。
そうなれば、もちろん、志望校への不合格が避けられない悲劇的な現実が待ち構えることになってしまうのです。
これが、今、急増している「スマホうつ病」の実態です。
この悪循環を断ち切るには、脳機能やメンタル面に関する適切な治療が不可欠です。
「スマホうつ病」の症状(9項目)を見逃さないで!
「スマホうつ病」に陥った場合、スマホの使いすぎに加えて、次のような特徴的な症状が表れます。
発表されている研究論文を元に、見逃してはいけない重要な症状を9項目、ピックアップしました。
受験生もご家族も当てはまる項目がないか、この機会にチェックしてみてください。
【見逃してはいけないスマホうつ病の症状】
① イライラして焦燥感を抑えられない!
② 衝動的で怒りっぽくなった!
③ 突然、親に暴言を吐く!
④ 不安で心がいっぱいになる!
⑤ 机に向かっても、勉強が手に付かない!
⑥ 朝、起きられない!
⑦ 夜、眠れない!
⑧ 他人とコミュニケーションがうまく取れない!
⑨ 成績が急落した!
精神論を振りかざすとスマホ依存が逆に悪化する!
スマホ依存について、多くの親御様が間違ってしまっていることがあります。
それは、精神論を振りかざすことで、スマホ依存を解決しようとすることです。
親の感覚からすれば、スマホ依存は単なる子どもの甘えで、厳しく言えば解決できると感じてしまうのでしょう。
確かに、スマホ依存の初期は、子どもの甘えに過ぎなかったケースが大半です。
しかし、はっきりとした「スマホうつ病」の症状が表れている段階に至ると、もはや本人の意志だけでは脱却は困難です。
そんな状態に陥っているにもかかわらず、親の気持ちを一方的に押し付けてしまうと、最悪の場合、衝動的に自殺を図ってしまうこともあります。
実際、こちらのクリニックには、自殺を図ったことをキッカケに、親が子どもを連れて受診されるケースも少なくありません。
また、その一歩手前の状態として、家庭内暴力によって脳内のストレスを対処しようとする場合も少なくありません。
厳しい言葉だけでスマホを止めさせようとすると、精神的な負担が増し、逆に、そこから逃避するためにスマホ依存はさらに深まってしまいします。
我が子が大事だと思ったら、精神論は真っ先に捨ててください。
また、スマホばかり眺めている受験生に対して親が注意すると、逆切れして親に暴言を吐いたり、場合によっては暴力をふるうケースもあります。
これも、スマホ依存症の受験生には、よく見られる症状です。
こちらについては、「受験生の家庭内暴力」のページで解説していますので、こちらをご参照ください。
現代っ子にとってスマホは特別な存在です。
スマホを取り上げるだけでは解決しません!
逆にスマホを脳に適切な形で活用。
鍵を握っていたのは、最新脳科学とメンタル医学。
毒を持って毒を制するといいますが、
スマホを持ってスマホの害を制する
そのノウハウが一冊に結実!
ぜひ、ご一読を!
「スマホうつ病」の治療プログラム
本コースは、磁気刺激治療をはじめとした最新脳医学治療によって、スマホ依存の背後に潜む「うつ病」などのメンタル面の不調を早期に取り除きます。
これにあわせ、カウンセリングによる認知行動療法を併用することで、早期のスマホ依存からの脱却を図ります。
また、受験生の場合は志望校への合格、学生の場合は進級や卒業、社会人の場合は職場への復帰など、キャリアの立て直しについてもサポートします。
5つの特別診療でスマホ依存から志望校の合格へ
さらに、2020年10月からは、上記に加え、5つの特別診療も治療プログラムに加えました。
以下の5種類の特別診療の中から、スマホ依存の状態や検査データをもとに、大きな効果が見込める専門の診療を選択して受けていただきます。
スマホうつ病やスマホ依存を抱えた抱えた受験生の場合は、脳内の扁桃体と呼ばれる部位が過剰に反応している場合が多く、特に「②イライラ対策特別診療」がとりわけ効果的です。
また、受験勉強の再開や志望校への合格を勝ち取るためには、「①やる気アップ特別診療」、「②集中力アップ特別診療」も必要になる場合が多く見られます。
以下をクリックしていただけば、「5つの特別診療」に関する詳しい案内がご覧いただけます。
プログラムの概要( 磁気刺激治療 + カウンセリング + 特別診療)
スマホうつ病(最新脳医学治療)回復プログラムの受診の手順をご紹介します。
【ステップ1】
スマホ依存の背景にメンタル面の病気かかくれていないか、脳機能の状態を受験に特化した光トポグラフィー検査で可視化し、問題点を脳医学の観点から浮き彫りにします。
【ステップ2】
光トポグラフィー検査の結果を元に、問題点のある脳機能について、認知機能検査を行、さらに正確な把握を行います。
その結果を踏まえ、弊院で院長(吉田たかよし)が初診カウンセリングをいたします。
年齢など適応年齢に加え、どの程度、磁気刺激治療の効果が期待できるのかを分析した上で、認知行動療法や5つの特別診療の他、メンタル面の症状に合わせた学校への対応などもご指導します。
【ステップ3】
最新脳医学治療が有効であった場合は、提携クリニックともご相談いただき、治療をお受けいただくかどうかをご検討ください。
もちろん、この時点でお断りいただいても結構です。
【ステップ4】
最新脳医学治療の効果などを見極めながら、弊院で定期的にカウンセリングを行います。
また、光トポグラフィー検査のデータなどをもとに、5つの特別診療の中で必要な専門診療を行います。
通常は一ヶ月に一度のペースでご来院されるケースが多いのですが、3ヶ月に1度くらいのペースでご来院される方もいます。
ご案内メールの請求と受診のお申し込み
請求して2日が経過してもご案内メールが届かない場合は、恐縮ですが、下記のアドレスまでお知らせください。
【本郷赤門前クリニック お問い合わせ窓口】
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