「受験生母親塾」、「受験ストレス対策講座」、「受験脳機能セミナー」などで吉田院長がお伝えした内容をダイジェスト版でご紹介します。
お示ししている内容は、あくまでも標準的な一般の受験生を想定したアドバイスです。
「受験うつ」、「受験パニック」、「双極性障害」、「発達障害」などの場合は、そのまま実践するのが望ましくないケースも少なくありません。
受験生の症状に合わせて、オーダーメイドの適切な受験術をカウンセリングを通してご指導いたします。
試験のストレス解消は、1時間のカラオケがおすすめ!
歌への陶酔は、脳の中でも、受験生が最も疲弊する前頭前皮質の機能を効率よく整える。
時間を限定すれば、ダラダラ時間を浪費しなくて済むのも好都合!
30分でも十分な効果を出せる歌い方もある。
詳しいアドバイスは、NHKでお話した方法を解説しているこちらのページで!
《まとめ》
要点3:ストレス解消効果が高まる心理トレーニングをしながら歌う!
残り5分を切ったら解答を変えてはいけない脳の性質!
試験の残り時間が5分を切ったら、しっかりした根拠がない限り、解答を変えてはいけない。
過剰な緊張が反動形成という作用を強化して、間違いを選ばせる!
《ポイント》
残り5分以下で解答を変える場合は、なぜ、違う答えが正しいのか、根拠を頭のなかで声に出して確認すると間違いを防げます!
夜は天井の照明器具は消し、手元の明かりだけで勉強しよう!
網膜に入る光の量が少なくなり、睡眠ホルモンのメラトニンが増え、睡眠の質が向上!
《ポイント》
寝る3時間前くらいから暗くするのが理想的です!
二度寝は脳機能にとって良くないが、どうてもしたければ、せめて部屋を明るくしよう!
まぶたを通して網膜に光が入り、脳が徐々に覚醒状態になる!
《ポイント》
二度寝をすると、コルチゾールというホルモンの働きがチグハグになっちゃいます!
【受験ストレス対策91】
受験の期間中は、できるだけ魚を食べるようにしよう!
魚に含まれるオメガ3系脂肪酸が、脳の神経系を守り、ストレスを克服できる!
試験会場への往復は、公園や街路樹など、できるだけ植物の緑を見ながら歩こう!
10分程度でも、かなりのストレス緩和作用があることが実証されている!
【受験ストレス対策89】
試験を前に緊張感が高まってきたら、中学受験なら大学受験、大学受験なら就職試験など、その次の受験を意識しよう!
試験が相対化され、緊張が緩和する!
夜、寝るときに、枕元にペットボトルの水を置いておこう!
そして、翌朝、目が覚めたら、すぐに飲む。
血液の水分が補給され、脳に届きやすくなる!
入試は、高い得点を取る勝負ではなく、合格最低点を確実に取る戦いだ!
だが、試験場ではストレスホルモンが脳に作用し、こうした判断ができなくなるので注意!
ストレスホルモンが脳に作用すると、無駄な執着心が高まる!