脳の中でヤル気を高めるのに大きな役割を果たしているのが、A10神経です。
A10神経は、脳の奥深くにある側坐核という部分にドーパミンを分泌することにより、やる気を高めてくれます。
このため、A10神経は、別名、やる気神経とも呼ばれています。
やる気を高めてくれるホルモンも見つかっています。
それが、TRHというホルモンです。
TRHは、正式には、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンと言います。
ホルモンという言葉が2回も出てきますが、これは誤植ではありません。
甲状腺を刺激するホルモンを出させるホルモンなので、こんな面倒くさい名称がつきました。
TRHもヤル気を出すのに重要な働きをしているので、やる気ホルモンとも呼ばれています。
どんなことでも、やる気を出すためには、やる気神経をしっかりと刺激し、やる気ホルモンをたっぷり分泌しなければなりません。
そのためには、脳の大脳辺縁系が生み出す欲望を刺激するのが効果的であることが分かっています。
①試験の成績が悪かった時、今後の対策を冷静に判断できる。
②スランプで勉強の能率があがらない時、融通を利かせて柔軟に対応できる。
③今の自分のレベルに合った勉強ができている。
④進み具合について、長期的な見通しを持ちながら勉強している。
⑤ライバルの成績について、他人は他人と割り切って考える。
⑥試験の成績が悪かった時、他人が自分の成績をどう思おうか気にならない。
⑦勉強していて、自分の短所だけでなく、長所も見つけるほうだ。
⑧自分はいくら勉強しても成績が上がらないなどとは思わない。
⑨勉強していて、面白いと思える分野や内容が見つけるようにしている。
⑩悪い成績については、いつまでも引きずらないようにしている。