このページの要点は?
✓ オンライン脳疲労症候群(Online Fatigue)が受験生の間で増加しており、成績の悪化をもたらして入試に落ちてしまうので、注意が必要です。
✓ パソコンやスマホの画面でビデオを見ながら学ぶオンライン学習が、脳に疲労を与えるため生じます!
✓ 以下が典型的な症状です。
【症状1】勉強のことを考えると、暗く沈んだ気分になる!
【症状2】なんだか頭が重く、全身がズッシリ疲れている!
【症状3】勉強しないといけないと頭ではわかっているが、ヤル気がまったくわいてこない!
【症状4】勉強していると、その場から逃げ出したくなる!
✓ ご自分でできる簡単な対処法や専門の治療法についてもご紹介します!
ポイント!
パソコンやスマホの画面でビデオを見ながら学ぶオンライン学習が増えていますが、あなたはこんな症状が出ていませんか?
・勉強のことを考えると、暗く沈んだ気分になる!
・なんだか頭が重く、全身がズッシリ疲れている!
・勉強しないといけないと頭ではわかっているが、ヤル気がまったくわいてこない!
・勉強していると、その場から逃げ出したくなる!
これらはすべて、受験生に増加している「オンライン脳疲労症候群」の症状です。
放置していると、学力の向上が図れず、深刻な成績の低迷をもたらします。
さらに、プレッシャーの高まる入試の直前期にメンタル面のトラブルが暴走し、「受験うつ」を発症して、最悪、入試を受けることすらできなくなる受験生もいます。
志望校への合格を勝ち取るには、早期の対処が不可欠です。
ポイント!
受験生に増加している「オンライン脳疲労症候群」は、もともとは、社会人のリモートワークの研究から明らかになりました。
コロナ感染が広がり、リモートワークが増えましたが、ウェブ会議をすると、なぜだか心がドーンと疲れる、
あるいは、その日の夜は、眠れなくなる人が増えています。
こうした現象は、アメリカでは「Zoom Fatigue」、日本語に訳すと「ズーム疲労」という言葉で呼ばれるようになり、ちょっとした流行語にもなっています。
これに対し、ノーフォーク州立大学が、ウェブ会議をしているときの脳の働きを分析したところ、
・人間の脳にとってかなり不自然な使い方を強いられている、
・だから、脳に疲労がたまって、それが心の疲れとなって現れる、
そうしたことがわかった。
リモートワークでコロナ鬱が増えたのはウェブ会議もその一因だったわけですが、
これと同様の問題が受験生の脳内でも生じており、これが「オンライン脳疲労症候群」なのです。
ポイント!
人間の脳は、誰かと対面で話すとき、無意識のうちに聞いている人の反応を目で確認して、話す内容や話し方を修正しています。
たとえば、聞いている人が笑顔でうなずくと、この調子で話せばいいんだと思います。
また、表情が曇ったら、マズイことをいったのかな、じゃあ、話題を変えようといった修正をしています。
このように、人間は言語だけではなく、表情などでも情報を伝えあっているのです。
これを、非言語コミュニケーションといいます。
言語によらないコミュニケーションという意味です。
ところが、オンライン授業だと、映像はかなり良くなったとはいえ、まだ、細かな表情の変化まではわかりません。
でも、非言語コミュニケーションを遂行しようとする本能によって、脳は、無意識のうちに表情の変化まで読み取ろうとします。
だから、目も疲れるし、それ以上に視覚情報を処理する脳の大脳新皮質に負担がかかって疲労してしまうのです。
また、非言語コミュニケーションを遂行する本能が満たされないので、不安を感じ続けるという問題も生じますす。
ポイント!
オンライン脳疲労症候群の一歩手前の予備群の場合は、ご自分でできる簡単な対処で、症状を抑えることができます。
ぜひ、行っていただきたいのは、オンライン授業を受けている最中に、できる限り、ジェスチャーをして授業の内容に、全身を使って反応することです。
ジェスチャーは、非言語コミュニケーションのとても有力な手段です。
オンライン脳疲労症候群の原因が非言語コミュニケーションの不全にあるため、ジェスチャーを積極的に行うと、症状を抑えることができます。
ポイント!
オンライン脳疲労を緩和させるためには、具体的には、授業を受けているときに、以下のジェスチャーを行うことが効果的です。
もちろん、予防にも役立ちますし、記憶力のアップに役立つというメリットもありますので、積極的に実践していただきたいです。
【オンライン授業で行いたいジェスチャー】
・問題が解けたらガッツポーズをする・・・。
・先生の説明が「なるほどな」と思ったら、手を打つガッテンのポーズをする・・・。
・先生の説明がよかったら、拍手をする・・・。
また、先生の発言を復唱するのも、対処として効果的です。
口を動かすことや、呼吸筋を動かすことにより、脳内の反応が、本来の対面のコミュニケーションに近づくため、症状が緩和されるのです。
ポイント!
ただし、こうした対処で解決できるのは、あくまでも予防の段階、または、オンライン脳疲労症候群の一歩手前の状態にある予備群までです。
すでに、オンライン脳疲労症候群を発症してしまったら、専門の治療が必要です。
受験勉強は、それ自体が脳に負担がかかるものなので、通常、そのまま放置すると、受験が終わらない限り、症状はジワジワと悪化します。
また、受験の直前期になると、入試に落ちるのではないかという不安からプレッシャーを感じ、症状を重篤化させます。
そのうち治るのではないかという甘い考えは、とっても危険です。
ポイント!
オンライン脳疲労症候群は、症候群という名称からもわかるように、一つの疾患ではなく、共通した症状を持つ一連の疾患の総称です。
脳内で起こっている異変は、受験生によって異なるため、適切な対処を行うには、専門の検査が必要です。
通常、オンライン脳疲労症候群の陥った受験生の脳機能を調べると、①扁桃体の過剰な活動、②背外側前頭前野の機能の低下、③前帯状皮質の異常・・・などが見つかります。
まずは、脳内の問題を正確に突き止め、それに合わせて適切な処置を施すことが、合格を勝ち取るための必須の課題です。
ポイント!
各検査の中で特に役立つのが受験に特化した光トポグラフィー検査です。
これは、波長が800~2500μmの近赤外光(near infrared radiation)という光を頭に当てて、受験勉強に必要な大脳新皮質の各エリアの活動状態を検出するものです。
近赤外光は、人体にとってまったく安全であり副作用もありません。
このことは、医学的に完全に証明されているということです。
当院では、光トポグラフィー検査のデータに加え、最新の脳機能の検査を併用し、受験生一人ひとりの脳機能の特性にピッタリあって勉強の方法とスケジュールを作成しています。
これによって「オンライン脳疲労」が生じにくい勉強に切り替えると、意欲や情熱が回復してくれるのです。
ポイント!
以上に加えさらに、磁気刺激治療を行い、脳の意欲の中枢を磁気のパルスで直接刺激をすると、驚くほど短期間に、さまざまな脳疲労から立ち直る場合もあります。
最短では、わずか2週間で、別人のように粘り強く勉強できるようになり、成績の飛躍的なアップを実現できたケースもあります。
まずは、お気軽に案内資料をご請求ください。
最短1ヶ月で症状を緩和、
治療+合格で志望校へ!
(東京・大阪)
【関西地区限定コース】
・磁気刺激治療
⇒大阪市内の提携クリニック
・カウンセリング
⇒吉田たかよし(遠隔医療システム)