学習モチベーションを高めるための脳科学
ポジティブフレームワーク勉強法
ネガティブからポジティブへのフレームワーク転換で志望校合格
「ポジティブフレームワーク勉強法」で合格への扉を開けよう!
明日の試験が心配…。
どうしても解けない問題がある…。
そんな時、頭の中で「ああ、ダメだ…」とつぶやくこと、ありませんか?
実は、このネガティブな思考それ自体が、問題を解けなくしている最大の要因になっていることも多いのです。
誤解してほしくないのですが、これは、精神論で言っているのではありません。
なぜ、ネガティブな思考だと、問題が解けなくなるのか?
それは、脳の扁桃体という部分が過剰に反応し、それによって思考力や集中力など知的な能力を生み出す脳の前頭前野の働きを抑え込んでしまうからです。
さらに、脳内で勉強のヤル気を生み出す側坐核などの部位も働きにくくなります。
実際に脳内のこうした反応が起きることは、最新の脳医学の研究で解明されているのです。
逆に言えば、前頭前野の働きを高めることができれば、成績がアップしてくれるということです。
後ほど解説しますが、最新医学によって、前頭前野の働きを急激に改善することが可能になっています。
これによって、集中力も思考力も一気に高められるので、受験にはとても有利になりますが、受験生の方が勉強をするときに、ほんの少し、簡単なことを心掛けるだけでも一定の効果が生じます。
それが「ポジティブフレームワーク勉強法」です。
ネガティブ思考が軽症であれば、これを実践するだけでも、成績を上げることに役立ちます。
ぜひ、「ポジティブフレームワーク勉強法」で合格への扉を開けましょう!
脳医学で解明!
「ポジティブフレームワーク勉強法」が脳の働きを高める理由とは?
「ポジティブフレームワーク勉強法」とは、メンタル医学に基づき、「ネガティブなフレームワーク(枠組み)」にとらわれている自分の思考を「ポジティブなフレームワーク(枠組み)」で捉え直すことで、学習へのモチベーションを引き出し、さらに思考力や集中力を高めるという方法です。
ネガティブなフレームワーク(枠組み)とポジティブなフレームワーク(枠組み)・・・。
メンタル医学の学術用語なので難しそうに感じるかもしれませんが、わかりやすく説明しましょう。
たとえば、問題が80%解けて、20%が解けないとしましょう。
これを「20%も解けない」と、ネガティブな部分に目を向けて認識するのがネガティブなフレームワーク(枠組み)です。
一方、「80%も解ける」と、ポジティブな部分に着目して認識するのが、ポジティブなフレームワーク(枠組み)のです。
「20%も解けない」も「80%も解ける」も、事実はどちらも同じです。
でも、脳の扁桃体はものごとを客観的にとらえるのではなく、原始的な感情でとらえる性質をもっているため、ネガティブなフレームワーク(枠組み)とポジティブなフレームワーク(枠組み)では、反応がまるで違うのです。
ネガティブなフレームワーク(枠組み)でとらえた場合は、不安や不満といったネガティブな感情が生まれ、それによって、前頭前野の働きが低下して、集中力や思考力が低下します。
また、側坐核などの働きが抑制され、勉強のやる気もなくなってしまうのです。
一方、扁桃体がポジティブなフレームワーク(枠組み)でとらえた場合は、爽快で幸福感を感じやすい状態になり、前頭前野の働きが開放されるため、あなたの脳が本来持っている集中力や思考力が発揮されます。
また、側坐核の働きもパワーアップして、勉強の意欲もよみがえります。
だからこそ、勉強に臨むにあたって、ものの考え方や感じ方を、ネガティブなフレームワーク(枠組み)からポジティブなフレームワーク(枠組み)へ転換すると、勉強の効率が一気に上がります。
そこれによって、成績のアップにつなげるのが「ポジティブフレームワーク勉強法」の原理なのです。
しかも、ポジティブフレームワーク勉強法はメンタルを前向きに切り替える効果を持つため、精神的につらい環境に置かれる受験では、特にめざましい効果をはっきしてくれます。
逆境に置かれるほど、より心と脳を守ってくれる働きをしてくれるので、困難を乗り越えて志望校合格を勝ち取るには、とりわけ役に立つ勉強法なのです。
学習の壁に直面した時、あなたは「もうダメだ…」と落ち込む道を選ぶのか?
それとも「これは成功への一歩」とポジティブにとらえる道を選ぶのか?
これが合格できるのか、落ちてしまうのか、運命を分かれ道です。
新しい視点から問題に向き合う勇気が、あなたを成功へと導きます。
ぜひこのページをご一読していただき、「ポジティブフレームワーク勉強法」を体験してみてください。より良い学習、そしてより良い未来が、きっと待っています。
ヤル気倍増!
ポジティブフレームワーク勉強法の具体的手順とは?
脳の扁桃体の働きを改善することで、勉強の集中力・思考力・ヤル気を高める「ポジティブフレームワーク勉強法」・・・。
では、具体的にどのように実践すれば良いのでしょうか。
ここでは、そのやり方を具体的にご紹介します。
たとえば、問題集を解こうとしたときに、「この問題、解けないかも…」という思考がわいてくることが受験生ならよくありますよね。
この瞬間、脳の中では、ネガティブなフレームワークが思考を支配してしまうのです。
その結果、やる気がなくなって、勉強を投げ出してしまうかもしれません。
我慢強い受験生なら、精神力で勉強を続けるかもしれませんが、それでも、ネガティブなフレームワークが思考を支配していると、脳内では思考力や集中力が悪化するため、解ける問題まで解けなくなってしまうのです。
これを防ぐのが、ポジティブフレームワークへの変換です。
自分が置かれている状況の中で、メンタルがポジティブに切り替わる要素を探すのです。
たとえば、「この問題、解けないかも…」という思考がわいてきている場合は、解ける可能性がそこそこ高いということです。
その場合は、「この問題は解ける可能性が高い」と実際に言葉にしてつぶやいてみるのです。
もし、自習室など他の人が近くにいる場合は、さすがに声は出せませんが、頭の中では、明確に声に出してください。
もちろん、「この問題は、解ける可能性がとても低い」と考えられる場合もあるでしょう。
でも、そんなときでも、ポジティブなフレームワークに切り替えることは可能です。
「結果的に問題が解けなくても、挑戦すること自体に学力を上げる効果がある!」
「この難問は解けなくて当たり前。もし解けたら、すごい快挙だ!」
「そんなの、ものは言いようじゃないか?」と思われたかもしれませんが、これは詭弁ではありません。
受験生がやらねばならない勉強に、100%、完全無欠で思考がネガティブになることなんて、存在しないのです。
必ず、ポジティブなフレームワークは存在するのです。
しかも、それは一つではない・・・。
2つや3つでもない・・・。
10個や20個くらいはポジティブなフレームワークが存在するのが、受験勉強の実態なんです。
にもかかわらず、ネガティブなフレームワークに脳が支配されているのは、ポジティブなフレームワークを見つける努力をしなかっただけのです。
ネガティブフレームワークからポジティブフレームワークへ
脳医学が語る学習モチベーションの上昇
ここまでご一読いただいた方の中で、きっと、このように感じている方が多いと思います。
「ポジティブなフレームワークがいいんだったら、脳は初めからポジティブ一択にしておけばいいのに・・・」
「ネガティブなフレームワークなんで、なくていいのに・・・」
そうですよね。
初めからポジティブになるように脳を設計しておけば、いつでもバリバリ受験勉強ができるはずです。
でも、人間の脳はそのように設計できない事情があったのです。
原因は複数ありますが、その最大のものは、エネルギー消費にあったのです。
脳は、私たちの体内で最もエネルギーを消費する臓器です。
単位体積当たりの脳のエネルギーの消費量は、人体の平均のなんと10倍です。
実は、筋肉よりも、もっとエネルギーを消費してしまうのが、脳なのです。
だから、どうしても、大自然の中で生き残るためには、脳のエネルギー消費を節約する必要がありました。
そのために利用したのが、「ネガティブなフレームワーク」なのです。
ポジティブフレームワークは、楽観的な視点から物事を見る傾向があります。
「これは解けるかもしれない」「やればできる」といった思考がこれに該当します。
このフレームワークは、脳内の報酬系を刺激し、ドーパミンという“気分を良くする”化学物質を分泌します。
これが私たちをエネルギッシュにし、新しい課題にチャレンジする勇気を与えてくれます。
ただし、この状態が続くと、脳は大量のエネルギーを消費してしまいます。
だから、食糧事情が悪かった時代は、ポジティブフレームワークばかり発動すると、餓死してしまうリスクが高かったのです。
一方、ネガティブフレームワークは、物事を悲観的に捉える傾向があります。
「これは難しすぎる」「私には無理だ」といった思考がこれに該当します。
ネガティブフレームワークが支配すると、私たちの脳は防衛モードに切り替わり、学習に必要なエネルギーを節約しようとします。
その結果、私たちは逃げ出したくなるか、あるいは全く動きたくなくなるのです。
こうしたネガティブなフレームワークは、受験勉強には大敵ですが、食糧事情が悪かった原始時代を生き抜くためには、不可欠なものだったわけです。
このため、脳のエネルギー消費を超えるメリットがあるときだけ、ポジティブなフレームワークにし、それ以外はどちらかというとネガティブなフレームワークを維持するという性質が脳に備わりました。
しかし、いうまでもなく現代人は、むしろエネルギーがあり余っていて、餓死を心配する必要はありません。
だから、脳の働きを自分で意識的にコントロールして、ポジティブなフレームワークに切り替えることが大きな意味を持つのです。
脳にポジティブなフレームワークを持たせ、学習を楽しく効果的なものにすること。
それがポジティブフレームワーク勉強法なのです。
みなさんもこの方法を身につけて、学習へのモチベーションを高め、自己成長の可能性を無限に広げてみましょう。
効果を倍増させる成功のイメージトレーニング
ポジティブなフレームワークに切り替える効果をさらに高めるには、成功をイメージすることが効果的です。
たとえば、先ほどの例でいえば、「この難問は解けなくて当たり前。もし解けたら、すごい快挙だ!」というポジティブフレームワークに脳を切り替えた場合は、実際にその問題が解けたときの喜びや達成感を具体的にイメージします。
解けないだろうと思っていた難問が解けたら、すごくうれしいですよね。
それでガッツポーズをしている自分の姿を、頭の中で具体的に映像化するのです。
これによって脳内でドーパミンが分泌されるため、勉強のヤル気、思考力、記憶力のすべてがパワーアップしてくれます。
あるいは、理解が深まったことで新たな知識が手に入る喜びであったり、試験で良い点を取る喜びであったり、もっといえば志望校に合格するという究極の喜びも、勉強のプロセスの先に待ち構えています。
成功のイメージを脳内で構築しておく内容は、受験勉強は宝庫だと言えるのです。
とはいえ、成功のイメージに浸ってばかりでは、受験勉強の時間を使ってしまいます。
コツは、5秒間くらいイメージすること。
慣れればこの程度の時間でも、大きな効果が発揮できます。
長時間、成功のイメージに浸るより、1回5秒間でいいので高頻度で成功のイメージを思い浮かべるほうが、はるかに効果が高く効率も良いわけです。
こうしたポジティブフレームワーク勉強法を続けていると、やがて受験生自身が特に意識しなくても、自分の学習に対する見方が自動的にポジティブなフレームワークに切り替わってきます。
そうすると、しめたものです。
自然と学習へのモチベーションが上がるようになります。
また、成績の向上はもちろん、自信やポジティブな思考を育む上でも大きな役割を果たします。
学習の経験は、単なる学問の積み重ねだけではなく、人生を豊かにするための重要な一歩です。
「ポジティブフレームワーク勉強法」はその一歩を、楽しみながら踏み出す力を与えてくれます。
志望校合格とその先に待っている輝く未来に対して、ポジティブフレームワーク勉強法でその扉を開けましょう。
ポジティブに切り替えられない「ネガティブ型の受験うつ」
勉強中にものごとの感じ方や考え方をポジティブなフレームワークに切り替える「ポジティブフレームワーク勉強法」は、受験に関してメリットが大きいので、ぜひ、実践していただきたいのです。
しかし、受験生の中には、いくらフレームワークをポジティブに切り替えようとして、どうしてもできないという人が、少数ながら一定の割合で存在します。
理由は、脳の扁桃体が暴走状態にあり、不安や不満といったネガティブな感情を、洪水のように脳内にまき散らしているからです。
さらに、これによって理性を生み出す前頭前野の働きが抑えられているので、扁桃体が作り上げたネガティブなフレームワークを自分の理性的な意志でポジティブなフレームワークに切り替えるということができなくなるのです。
このような状態が一日や二日だけ生じるというのでしたら、特にご心配になる必要はありません。
しかし、2週間以上も続く場合は「ネガティブ型の受験うつ」に陥っているかもしれません。
仮にそうでなくても、少なくとも「ネガティブ型の受験うつ」の予備群、つまり、一歩手前の状態になっている可能性は否定できません。
実は、うつ病そのものが、扁桃体の過剰な活動と、前頭前野の働きの低下を起こすものです。
ですから、「受験うつ」もこうした脳の変調を起こすという点では共通しています。
ただし、その中でも、ネガティブなものの感じ方や考え方が症状として強く生じる場合があり、これが「ネガティブ型の受験うつ」です。
単なる一時的な心の迷いではなく「ネガティブ型の受験うつ」であった場合は、最新の脳医学を用いた治療が必要です。
磁気刺激治療(受験うつ)早期合格コースでは、磁気のパルスを脳の前頭前野に当てることで、働きを正常化させます。
これによって、扁桃体の暴走が止まるというのが治療の原理です。
その結果、ものの感じ方や考え方が自動的にポジティブに切り替わるのですが、受験にとってさらに大きいのは、集中力や思考力、それに記憶力や勉強の意欲も高まることです。
これによって、高い合格実績を実現しています。
「Dr.吉田の受験うつ総合解説」
「受験うつ」は、入試の不安や受験勉強による脳疲労によって発症する「うつ症状」の総称です。
実際には、「受験うつ」には、様々な原因や様々な症状が含まれており、一つの病気というわけではありません。
そこで、このような多様な「受験うつ」を様々な角度から理解していただくために、「受験うつ対策ガイド 合格への道を開く情報が満載 Dr.吉田の受験うつ総合解説」というページを設けています。
総合解説というネーミングの通り、ありとあらゆるタイプの「受験うつ」網羅して解説しているので、ご自分の症状がご説明しているどのタイプにも当てはまらないということは、まず、ないでしょう。
また、このサイトは、「受験うつ」に関するハブページになっています。
それぞれの症状や原因に対して、専門に解説しているページにリンクが張られており、ご自分の症状に最も適合している対策をご紹介しているページにたどり着けるように工夫されています。
ぜひ、まずはこちらの記事をご一読いただきたいと思います。